上村紙業株式会社は、2025年11月末日をもちまして、印刷パッケージ事業を終了いたしました。
長年にわたり賜りましたご支援とご愛顧に、心より厚く御礼申し上げます。

九州印刷情報産業展2025見聞録 ~現場目線でぐるっと展示会散歩~

2025.06
17

こんにちは! 小倉工場のNです。5月30日(金)、福岡国際センターで開催された「九州印刷情報産業展」に行ってまいりました。
今回の同行者は営業のMさん。展示会好きなMさんに引っ張られる形で、朝から気合い十分で臨みました。11時に入場し、会場を出たのは15時すぎ。あっという間の4時間でした。

協業組合ユニカラー:キラキラとSDGsの融合

まず訪れたのは、鹿児島のユニカラーさん。私が数年前の展示会でブースに飛び込み、ご縁をつないだ会社です。そこから社内紹介を経て、最近ようやく正式取引がスタートしたばかり。

今回のブースでも、特殊加工とRGB印刷の見本がこれでもかと並び、例によってキラキラ全開の派手な演出。SDGsの文脈で「竹紙」などの素材にも注力されていて、特殊加工技術とサステナブルな思想のバランスが素晴らしいです。

Mさんは「このRGB再現、写真が映えそうですね〜」とテンション高め。確かに映えます。
営業の方とご挨拶させていただき、あたたかい空気のままブースをあとにしました。

鹿島印刷(株):シカガチャのロマン

会場内でも異彩を放っていたのが、佐賀県の鹿島印刷さん。巨大な“シカ”のディスプレイとガチャガチャマシーンが目印です。実は、このディスプレイやガチャガチャマシーンも自社で制作されているとか!
今回は自社製キーホルダーが当たるとのことで、私も挑戦。選んだのは…ダチョウ!(シカじゃないんかい)

営業所長とは今回初対面でしたが、「Nさんのことはお聞きしてました」とすぐに話が弾みました。

日本欄罫工業(株):名物“人脈ブース”

いろんな面でお世話になっているニチランさんのブースに行くと、恒例の“他社紹介ツアー”が始まりました(笑)
若き日の営業マンも、今や代表取締役社長になり、現在は社長として陣頭指揮を執られているとのことで、少し照れながらも頼もしい姿でした。

「ちょっと他社も回って行きましょうか」と自然な流れで同行ツアーへ。
いつもの営業の方とも楽しく情報交換。お茶とコーヒーを“チラ見せ”され、ありがたく2本いただきました。

インキ、加湿器、断裁機…馴染みの顔ぶれも健在

東洋インキさんのブースでは、所長さんたちとご挨拶。ブース自体はシンプルながら、営業担当の話しが始まると止まらないのがここ。私を連れ回しながら、最新機器の紹介や業界のオモシロ話を聞かせていただきました(笑)

コスモテックさんでは、所長が展示会の実行委員長をされていて、開口一番「Nさん来てくれたんですね!うれしい!」と笑顔。先日修理をお願いした加湿器のお礼も直接伝えられてよかったです。

断裁機といえば勝田製作所さん。営業課長と初対面ながら、弊社のこともよくご存じで話がスムーズ。こういう情報共有がしっかりしているのはありがたいですね。

最後の“出会い”と“発見”

展示会終盤、ふらっと立ち寄った包装機のブース。ブースは小規模でしたが、目に飛び込んできた「自走式ストレッチ包装機」に釘付け。
パレットの周囲をぐるぐる回って自動でフィルムを巻いてくれる、まさにロボット的な機械。
「これ、小倉工場の出荷現場にピッタリやん!」とMさんと顔を見合わせる場面も。

気づけば名刺も30枚以上交換し、パンフレットでカバンがパンパン。体は少々疲れましたが、心は妙に軽やかです。

展示会ってやっぱり楽しい

今回の展示会も、ぶらぶらと散歩のように歩いていただけでしたが、出会いあり、驚きあり、笑いありの充実した4時間となりました。
技術の進化に目を見張る一方で、「あ、久しぶり!」の声や名刺交換の瞬間が、何より心に残っています。

限られた時間の中だったこともあり、日頃からお世話になっているのに今回はご挨拶できなかった会社さんもたくさんありました。本当はお一人お一人に直接ご挨拶したかったのですが、時間が足りず申し訳ない気持ちです。

また、当日立ち寄らせていただいた全ての会社さんについて本当はここでしっかりご紹介したいのですが、とても書ききれず…! それくらい、たくさんの出会いや学びがあったということにさせてください。

Mさんとも「やっぱり来てよかったですね」と、駅のホームで乾杯(缶コーヒーです)しながら今日を振り返りました。
これからも、現場の視点を常に持ちながら、時代の変化をすばやく吸収し毎日の仕事に繋げていきたいと思います。

May 30, 2025
Writing N
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新規受注は9月30日をもちまして終了いたしました。